どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第12章 再会
【No side】
ジャンとレオは墓地へやって来る。
「お前、母ちゃんの墓参りしたかったの?それならそうと早く言えよ、みずくさい。」
ジャンは前を見ずにローラースケートで滑っていく。
すると、何かにぶつかる。
「こんばんは、ジャンくん。」
それは千年伯爵。
ジャンはお手製の玉ねぎ爆弾を伯爵に投げつける。その間に逃げようとするが、レオがなかなか動かない。
「レオくんならもうとっくに死にましたよ。お母さんのお葬式の日にね。それ、我輩を邪魔したお前をお仕置きするAKUMAですよぉ。」
伯爵の目がジャンを睨む。
「嘘だ。」
「ほんとだよ、ジャン。」
アレンがイノセンスを発動させて近づく。
「その子は人間じゃない。君の友達の皮をかぶった、千年伯爵の兵器、AKUMAだ。」