どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第7章 図書館の君 【夢主side】
黒の教団は本当に大きい。
これでもかぁぁぁってくらい縦に長いし、横にも長い。
そんな大きい教団にある図書館はやっぱり大きい。
図書館の奥、一番端の席。
ぼくのお気に入りの場所。
いつも数冊の本を抱えてここに座って、順番に本を読んでいく。
図書館の最奥だから人なんてほとんど来なくて、本の内容に集中できる。
ぼくの悪い癖なんだけど、本に集中すると周りが見えなくなっちゃう。
面白い本だったりすると、瞬きとか、息とかも忘れて読んじゃう。
リナリーには「いつか本読みながら死にそうだね。」っていつも言われる。
そこまでひどいかな?