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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第12章 再会


所変わり、墓地



マナ・ウォーカーのお墓の前に座る幼き頃のアレン。


「はい、こんばんは。」


伯爵に声をかけられ、顔を上げるアレン。


「マナ・ウォーカーを蘇らせてあげましょうか?そのためには君の協力がいるんですがね。マナと絆のある君の呼び声が。」

「マナを?」


ここで近くの花屋にお供えするお花を買いに行っていたアユムが戻ってくる。
でも、アレンの側にいる不審者を恐れて近づくことができず、遠くから見ているしかない。


「そう!憎き神からマナを奪い返すのです。」

「マナが、マナが帰ってくる?」

「さぁ、あなたの大切な人の魂をあの世から呼び戻すのです。」

「マナーーーーーーーー!!!」


魔導式ボディに魂が入る。


「マナ、」

「ア、レン」

「マナ!」

「よくも、よくもAKUMAにしたなぁ!呪うぞ、アレン!」


マナが腕を振り落とす。
それがアレンの左目を傷つける。


「アレンくん、お前はもう我輩のものです。さぁ、マナ・ウォーカー、こいつを殺して被りなさい!」

「呪うぞ、アレン!」


マナはアレンの上に乗り、腕を振り上げる。
そのとき、左手が暴走を始める。


「うわぁぁぁ!」


アレンの左手がマナを投げ飛ばした。



『何が起きたのかわからなかった。発動した僕の左手が勝手に動き、マナの魂が入ったAKUMAに襲い掛かった。』



「アレン、アユム、お前らを愛してる。壊してくれ。壊してくれ、アレン。」

「マナーー!」



ーー回想終了ーー
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