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ツイステ短編

第3章 周りは知ってる【マレウス】


主人公はツノ太郎=マレウスを知りません
ルーク運動服ストーリー微々ネタバレ




「あれ?あれって……」

とある日の午後、授業が一コマ開いた為いつものメンツで学校を散策していた。

ふと外を見ると飛行術の授業。

「おい見ろよユウ!3年生たちが飛行術してるぞ!」
エースが外を指さし興奮した様子で言う。

「うわぁ〜ほんとだ!あれルーク先輩?」

「ルーク、、あ、ヴィル先輩の寮の人か」

「なんか、いろんな人に話しかけては逃げられてるな…」

何をしてるんだろ……

数分眺めてるだけでもたくさんの人に話しかけては逃げられてるというか、引き攣った顔をされている。

そして暫くすると周りがザワっとし出す。

「どうしたんだ?」

授業を受けている生徒達が一斉に同じ方を向いたのだ。

つられてそこを見ると1人の生徒がすごい勢いで授業をこなしている。

「なんだあいつ、、、すげぇな……」

ジャックがぼーっと見とれながら呟いた。
だが、肝心な姿がはっきりと見えない。

「なんか、すごいね…」

「あんな人がこの学園にいたんだな…!!」

「ん〜…よく見えねぇけどなァ〜」

よくもまぁ、人の頭に乗りながらお前は。とグリム思いながらもたしかにどんな人なのか気になる。

「グリムでも見えないならわかんないねー」

そう言って歩き始めるが、3人は一向に動く気配がない。

「行かないの?」

「もおーっちょっとで見えそうなんだよー!」

「あ、ルーク先輩があのすげえ人に話しかけてるぞ!」

「なんか険しくないか…?雰囲気」


「みんな行かないのー?ねーえー。もう見えないよー」

「あ!なんか別のとこは球技になったぞ!」

球技のグループと飛行術と、走り込みと、ルーク先輩とすごい人が同時進行してるなんて結構カオスだなぁなんてぼーっと思っていたが。

急に頭の上が騒がしくなる。

「お!もう少しであのすげえやつ見えそうだぞユウ!あいつらの所に戻ろうぜ!!」

頭の上のこいつまでノリノリになってしまったらもうそうするしかない。

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