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ツイステ短編

第4章 意外と【ヴィル/裏】


ヴィルとはお付き合いしておりますが内緒



放課後。

ヴィルが歩いてくるから呼びかけた、が。

「あ、ヴィルどうし「ちょっとあんたらこの子借りるわよ」」

「??!?!?!」

ずんずんと歩いてくるやいなや手を捕まれ連行される。

「あ、おいユウ!」

エース達が声をかけてくれるがヴィルはガン無視して進んでいく。

あれ、デジャブ。

「なんか誘拐されるっぽいから帰っててーーー!!!ごめーんーーーーー!」

2人と1匹に手を振りながら大声で伝える。

「何が誘拐よ人聞きの悪い」

急に話したと思えば反論してきた。

無理矢理どこかに連れていかれることはたまにあるが今日はなんだか様子がおかしい。

「どうしたの急に」

「なによ文句あるの?」

イライラしているのかジロっとこっちを睨む。

「いや文句はないけどさぁ…びっくりするじゃん」

「……ちょっと話したいことがあるのよ」

「?」

そういうヴィルの表情は物憂げで、やはり何かあったのかと心配したのだが……。


「ヴィルの部屋だーってどこ行くの?」

たまに来るヴィルの部屋、のいつもより奥の部屋。

「ちょ、ヴィル、ねぇどうしたの」

「聞いたわよ、あんたあの二人とだいぶ仲が良いそうね」

「そりゃあ、入学してから面倒なことがある度一緒に巻き込まれてるから」

仲良いというよりは腐れ縁のような。。。

伝えてみたものの、納得の言ってないような顔。

これは、もしかして、もしかすると、、、

「……もしかして、やきも、!!!?」

言い終わる前に唇を重ねられる。

「ヴィル、、っ?」

「…ん、黙ってて」

「……っ、ふ…っ」

珍しく荒々しい口付け。

どうしたのか聞こうにも口を開こうとすると舌を入れられ何も話せない。

「…ふっ、…ぁ…っん、ヴィ…ルっ」

長い時間が経って唇が離れる。

「…ヴィル、ねぇ……っ、はぁ、どうしたの…」

やっとの事で唇が離れる。
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