「マヨイガ×アイカツ!」マイマイ、アイカツ体験!?
第1章 マイマイ、アイカツ体験!?
「丸○くんにもうちょっとなりきりたかったけど、やっぱりこっちでいかないとか。アイカ~ツ!」
いちごがスペシャルアピールがてらサーブを打つと、サーブボールを吸い込むかのように美月が打ち返したのです。
「美月ゾーン!?」
これはあおいがつぶやきます。あおいのつぶやきが聞こえていたか、
「霧矢、私を手○くんみたいに言わないこと」
と、注意されてしまいましたが、美月本人は美月ゾーン、まんざらでもなさそうです。美月の打ち返したボールがヒットし、ポイントになり、
「15ー15(フィフティーンオール)!」
と、同点になります。
「次は私がサーブをする番か。私も、もうちょっとイ○イくんをやっていたかったけれど、アイカ~ツ!」
あおいもスペシャルアピールがてらサーブを打ちました。
「ナナキドライブ!」
マイマイは打ち返し、ポイントが決まり、
「30ー15(サーティーフィフティーン)!」
です。
「マイマイちゃん、やるじゃない。まるで、君の苦労が詰まった技だね」
と、あおいが言いました。
「う~、解ってくれますかぁ」
あおいの言葉にうるっときたか、若干涙ぐむマイマイです。