第12章 お酒には要注意
パンパンッーーーー。
いやらしい所が交わる音が響く。
岩崎「ごめっ…でる…!!!!」
岩崎さんは果てた。
岩崎さんはシュルリとネクタイを外して、シャワー行くぞ。と言った。
私は後ろをついていく。
〜浴室〜
私は岩崎さんと一緒に湯船に浸かっていた。
私は気まずくて何も話さないでいると先に口を開いて話し始めたのは岩崎さんだった。
岩崎「…奈々。聞いていいか。」
奈々「…うん」
岩崎「俺のこと…その…なんだ…。どう…思ってる」
意外な質問に驚く。私はてっきりもうするなよ。とか言われると思っていた。
奈々「どうって…?」
私が少し困った顔で聞き返すと、
岩崎「…っ…。なんでもない。今のは聞き流せ。」
そう言われてしまった。
浴室を出た後、私は酔い覚ましに部屋の窓を開けて窓際に座った。
岩崎さんの住んでいるマンションは、周りの建物よりも高く窓を開けていても街が見下ろせるくらいだ。
夜風にあたりながらぼーっとしていると、
岩崎「風邪ひくぞ。」
そう言って私にカーディガンをかしてくれた。
奈々「…ありがとう」
ーーーーーあの日から2週間は経っただろうか。
当然、スマートフォンが鳴った。
奈々「あれ?この番号…」
この後、忘れていた事件が大きく動く。