第24章 メガ進化のルーツとアクア団
数日後…
あれから私はインゴさんと交代してポケモン達の健康チェックとかを行う事になった
って言っても健康チェックは終わってしまったから後は各施設の稼働チェックとフロンティア内の清掃と週に一回行われる会議とリニューアルオープン関連の仕事があるだけだ
あのトレーナーは結局辞表をエニシダさんに叩きつけて帰ってこなかったし
新しいリーダー決めておかないとな…
私はそう思いながら噴水広場で新聞を見ていると
「氷空久しぶり」
懐かしい声…カルムの声が聞こえたかと思うと以前カルムに貸していたニンフィアが私の目の前に走ってくる
私は思わず新聞を地面に落としてしまった
「カルム…何でここに?クラウドとの仕事は?」
バトルサブウェイはどうしたの?
「インゴさんから氷空の最近の様子を聞いてすぐに休暇を取ったんだ…ノボリさんとクダリさんも心配してたよ」
そして僕もね…とカルムは言いながらこっちに来る
私は新聞を拾うと
「カルム、ありがとう」
「それでさ、この後って氷空の仕事は午後まで無いって聞いたんだけど…」
確かに私は午前中はお休みだ午後は確か各地方のマスター限定の会議だったけ
後でテレビ電話の回線の確認しないと
でもそれは後でも良いからカルムと出かけるか
「一緒に出掛ける?…カルム」
私は自室に荷物を置きに行くとチルタリスに乗ってカイナシティに飛んで行った
そこで思いもよらない事件に遭遇するとは夢にも思わなかった