第17章 ライモンシティ大混乱
「え?幽霊列車?」
ちょっ兄さん達急になんてこと言ってるの
そんなの存在するはずがないでしょう
「ATOの故障じゃないの?」
「そうだと宜しいのでしょうが…」
私とノボリ兄さんが考え込んでいると
「ダブルトレイン終わった…」
クダリがプリンをたくさん持ってこっちに来ていた
絶対に駅の売店で寄り道して来たでしょう
「ノボリ兄さん、クダリ兄さんに攻撃して良い?」
「私も攻撃したい所ですが氷空に譲りましょう」
兄さんの了解も得た事だし
私はプリンをテーブルの上に乗せるとマフォクシーにサイコキネシスを指示した
クダリ、戦闘不能…してないだと!!
「僕だってサブウェイマスターだからね」
「理由になってないよ兄さん」
もう、怒るのやめたっと
「で、どうするの?幽霊列車」
私はマフォクシーを戻しながら双子の兄達に問いかけた
答えは分かっているけど
「そりゃあもちろん」
「地下鉄の安全を脅かす者は許しておけません」
2人は同じように笑いながら話す
「了解」
私も同じように笑いながら答えると部屋を出て行った