理科教師が変人の件はチャリ部ではどうにもできんことを証明せよ
第3章 5月
葦「ユキちゃん、最近ペチペチしてるけどどうしたの?」
黒「ペチペチぃ?……あぁあれか。気合い入れだよ。」
葦「スイッチと同じようなの?」
黒「んにゃ。一日の始まり的なのダヨ。 オメーも○とかつけてんだろ?それと似たよーなの。」
葦「うん、塔ちゃんも筋肉鍛えてるよね!これと同じかな?」
黒(ツッコむの面倒くせェ……)
「みんなおはよ……ふああぁ……」
うわ何だよ
そのかわいすぎる欠伸
かわいすぎか
猫か
天使か
あーヤベ。
俺すっかり格(クロム)先生の虜だわ。
頭可笑しくなったかもしんねェ
でも先生、貴女のせいで可笑しくなったんならば
俺は後悔なんて絶対
しません。
気持ち悪いでしょう?
気味が悪いでしょう?
変態でしょう?
ダサいでしょう?
そんなこと一ヶ月前に知ってます。
誰よりも俺のこと分かってるのは
自分なんですからね?
「?……黒田君、葉が着いてる。ちょっとしゃがんでね。」
そういわれたのでしゃがむと先生の胸が目の前にきた。
ヤッベ。 先生体制いいんですかね?
先生は前々から思っていたが、デカイ方じゃね?
D……?いやEか?
なんてくっだらねーこと考えてたら
「ありがと。とれたよ」
黒「いえ。こちらこそありがとうございます」
先生がそう言って他の生徒のとこへ行く。
いい匂いしたな。
柔軟剤なんだろうか?
なんて考える俺は
一種の変態かも知れないと
ひしひしと感じた。