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無償の愛を君に
第15章 ※三角関係
『よしよし、タロウはいい子だねぇ〜』
夢はそう言うと高尾を抱きしめた
高尾「!?俺、和成なんだけど!?太郎って誰!?」
高尾は驚き声をあげるが、寝ている夢には届かない
だが、高尾も悪い気はしていない
陽だまりの匂いと彼女自身からの甘い香りにクラっとするが、理性で何とか離れる
『あれ…?タロウ…』
緑間「はぁ…いい加減起きるのだ…よ!?」
『もー…急にいなくなったら寂しいでしょう?タロウ』
決してタロウでは無い緑間は慌てて離れるが、残った匂いと肌の感触が忘れられなかった
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