第4章 よつば
「もし、シグマくんが大きくなった時··まだ私を"四葉のクローバー"にしたい気持ちがあるならもう一度指輪を交換しようね」
「うん··うん!絶対に迎えに行きます!大好きです」
ーーーーー··
時は流れ
私は大人になった
約束の指輪を
あなたに
「天音先生」
「もう"先生"ではないよ?」
「天音、迎えに来ました」
「いいの?私の方が先に消える運命よ?」
ふるふる
「天音を消える時には私も一緒に消えます、今は···ずっと···"わたしのものになって"」
指輪を
渡す
「···ありがとう、シグマ」
❦ℯꫛᎴ❧