第11章 とぅっとる
「あっ··いや遅かったから。」
「すみませんでした!今日だけは特別な日なんで···」
「特別な日?」
「···シグマさん、私の気持ち受け取ってくれますか?」
天音が私に差し出したのは、
綺麗な青い箱に深い青色のリボンで結ばれた箱
「これ···!」
思い出した。
今日は好いた人に想いを伝える。
ぽ··ぽぽ··///
「バレンタイン···////」
「あっ!何か私変な事言いましたか!?」
ふるふる
「全然!···むしろ。嬉しい··」
「片耳に揺れるピアス。」
コッコッ··。
すっ
「"わたしのモノになって"の四葉」
ふわっ
「大好きです」
へにょ
「私も。天音が···好きだよ」
❦ℯꫛᎴ❧