第3章 不思議の国、私の力
私達は、穴に落ちたはずなのに不思議な空間で浮いた状態が続いている。
「透!手を伸ばして‼️」
「うん!」
透と私が手を繋いだとき不思議な空間が終わり.... 。
そこは、空の上だった。
(えっ!?何で空の上にいるの?)
私がそんなことを考えていると急に落下していった。
「きゃあああ!」
(このまま死んじゃうの?そんなの嫌だ‼️誰か助けて‼️)
私がそう願ったとき青白い光が出て私達は、ゆっくり地上に降りていった。
そして私達は、綺麗な庭に着地した。
(たっ!助かった‼️)
「おい」
私達は、後ろを振り向いた。
そこには、エメラルドグリーンの瞳の青年がいた。
(何でこの人は、軍服を着てるの?この辺でコスプレ大会でもあるのかな?)
私は、透の方を見た。
どうやら透も何か言いたそうにしていた。
「えっと...」
私が困っていると透が口を開いた。
「俺は、透。こいつは、紅葉。あんたもいったい誰?」