第6章 3対3~証明~

が高く綺麗な姿勢で影山から放たれたトスを打ち切った

バチーンッ！

｢おおっ！あのでかい一年とばした！｣
｢なんでマネ？！｣
｢めちゃめちゃ上手いじゃん！｣

田中｢のやつすげぇ上手いっすね｣

菅原｢朝練の時影山と合わせてなかったのによくできるよな
影山のトスセンスもあるんだろうけど

合わせてるも凄い｣

日向（すげぇ！のスパイク初めて見た！
でも俺だって！）

影山｢日向！｣

日向（トスがあがるんだ！記念すべき高校試合1発目

決めてやる！）

（すご！よく跳ぶな〜でも、）


バチーン

日向（……ここにも また…高い高い壁）

月島｢昨日もびっくりしたけど君よく跳ぶねぇ！
それでもとほぉーんの30cm程身長があればスーパースターだったかもね｣

日向「（デカくなくたって相手は1人…次は決める！）も もう一本！」


ﾄﾞﾊﾞﾁｯ

｢！ あー…｣

｢またブロック…｣
｢これで何本目だぁ？｣
｢の方は結構決まってるけどなぁ｣

日向｢くそ…｣

影山/（コイツ…思った以上にやるな…/予想以上にやるな〜）

月島｢ほらほらブロックにかかりっぱなしだよ？
"王様のトス"やればいいじゃんブロックを置き去りにするトス！
ついでにスパイカーも置き去りにしちゃうヤツね｣

影山｢……うるせぇんだよ｣

｢…………｣

影山｢…速い攻撃なん使わなくても
勝ってやるよ｣

日向｢行けっ 殺人サーブ！｣

菅原（影山のジャンプサーブか…強烈だったな…）

影山（まとめて点稼いでやる…！）

（あ、澤村さんにうっちゃダメって言うの忘れてた！でも、コントロールできるかって言ったらまだか。

うちが思ってるとおりならあの人は、）



いい感じにサーブトスもでき、ジャンプサーブを決めたが
Aパスにしっかり返し、点数を決められた

｢…澤村さん 武器は攻撃よりあの安定したレシーブだと思う
守備力がきっと凄い｣

影山｢わかってたなら早く言えよ！｣

｢あはは忘れてた
でも観察力強化しないとだね｣

影山｢チッ…｣