第4章 久しぶり
「え、なに、トスミス?」
「わかんねー」
「見に来て損した…。(でも、)」
そのトスについて来れる選手がいたら
飛雄はもっと成長できるのかな。
それともまたこうやって自己満足、自己完結。
自己嫌悪。
自分を傷つける1本を作ったり見たりするのはやだな。
(おし、やっぱり、宮城の高校にしよう。
この辺りだと、
…やっぱ第一候補は 若がいる 白鳥沢かな
2番目は北一の進学者が多い青葉城西。
ブロックでは県内一の伊達高。
それか、烏養監督が復帰するって噂だってる
烏野か。
ん〜これは〜運だな笑
まず小さい頃からの思い出からすると、
白鳥沢への進学は飛雄の頭じゃ無理でしょ?
んで、一応推薦来てるけどきっと蹴るであろう
青城
ブロックではないな。
てことは烏野高校…?いい選手がいたらいいんだけどな。
うん、よし。自分の分析力と運にかけよう。)