第12章 vs 音駒高校
猫又「…ありゃあ……ダメだ…
あれはとんでもねぇバケモンだ…」
夜久「10番ですか」
猫又「10番の動きも変人じみてるが セッターの方だ
スパイカーの最高打点への最速トス…針の穴を通すコントロールだ…
ただ 誰にでも通用するトスじゃない トスに絶対的な信頼を持って飛び込んでくるスパイカーにしか上げられないトスだ
天才はしょうがねぇ…が、天才が一人混じった所でそれだけじゃ勝てやしないのさ」チラッ
孤爪「…翔陽が攻撃の軸…なら 止めちゃえばいい…」
山本「翔陽?名前?誰?」
「あ、10番です」
山本「!//////」
「あの、大丈夫ですか?」
黒尾「気にしないでやってくれ」
「はぁ。」
孤爪「縦横無尽に動かれて捕まえらんないなら その動く範囲を狭くしちゃまえばいい
そんであとはひたすら追っかける…犬岡」
犬岡「ハイっす!」
孤爪「うちですばしこいのお前だよね」
犬岡「あざっす!ハイっす!」
孤爪「確かにあんな攻撃 最初に見た時は 誰でもびっくりするんだと思う
俺もびっくりした
でも
最初クリア出来そうにないゲームでも繰り返すうちになれるんだよ」
猫又「あの9番10番 言わば 鬼とその金棒
まずは鬼から金棒を奪う。」
「笑 作戦と行きましょう
まず、ブロックはデディケートシフトを行って下さい。
日向、えっと10番は言っちゃうとブロックの居ない方に真っ先に跳びます。あの身長とパワー、技術なのでブロックと対等に戦えません。
だから、ブロックの居ないのを作ってあげればいない方へ必ず動きます。
そしてあとはMBがマンツーマンでひたすら追っかけます。
えっと、犬岡くん?が10番とマッチアップ多いので頑張って。」
犬岡「はいっす!」
「MB以外は10番を無視して他のスパイカーについた方がいいと思います。
それと、3番は1ヶ月のブランクがあります。ですが、あの体格でパワーが凄いです。
なのでブロックでワンタッチをした方がレシーバーは取りやすいと思います。」
黒尾「ほんとに、アドバイスするんだな」
「今は音駒のマネージャーなんで!笑」