第12章 vs 音駒高校
お互いにウォーミングアップをやっている最中
「おっ!」
烏養「お?」
「8年ぶりか?なんだよ烏養そのアタマ」
烏養「……うっせーな お前は変わんなすぎだろ直井」
音駒高校 バレーボール部 コーチ 直井学
お互いに高校生のことを思い出しながら握手を交わした
烏養/直井「俺ら万年ベンチ暖め組!!」
武田「!?」
(それ、堂々と言うことか…)
烏養「その分コートの外からの風景は嫌ってほど見てきた」
直井「天才はへたくその気持ちもできない 理由もわかんねぇけど」
烏養「ヘタクソはヘタクソの気持ちもなんで出来ないのかもよく分かるんだぜ」
にしし!と互いに顔を合わせ笑っていると
「おっ 繋心か!相変わらずじじいそっくりの顔しやがって」
烏養「!! お久しぶりです 猫又先生」
音駒高校 バレーボール部 監督 猫又育史
武田「あっ おっ お電話した武田ですっ!今日はわざわざ本当にありがとうございました!」
猫又「そりゃあ あんなにしつこく電話もらったらねぇ!来ない訳には!」
武田「すっスミマセン……」
猫又「冗談です冗談!うちもこの3日いい練習試合が出来ました
今日もよろしくお願いします」
武田「ハイ!こちらこそ!」
猫又「……相手が烏養のじじいじゃなくとも…容赦しねぇよ?」
武田/烏養「……」
猫又「お、そうだ、繋心、マネージャー2人いるのなら1人貸してくれねぇか?
無理は言わんが…」
烏養「聞いてみます。」
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烏養「って言われたから」
西谷「マネージャーをあっちに渡すものかー!!」
田中「そうだ!助っ人だかなんだか知らねぇが、大事なマネージャーを渡すか、コノヤロー!」
烏養「…だよな。」
「私 行きましょうか?」
「!!?」
「清水先輩があちらに行くより、いいでしょう笑」
影山「なっ。」
烏養「お、頼めるか!」
「はい!…今日は皆さんの敵ですからねニコッ」
影山以外の部員は全員はてなマークが浮かんでいた。
「?」