• テキストサイズ

貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第15章 仕返しのキス




(これから私、どんな風に光秀さんと過ごせばいいの……?)



いまだ一歩を踏みきれず、痛む胸を押さえたその時だった。



「そこを動くな、光秀殿!」



(な、何!?)


刀を抜き放った兵たちが、一斉に光秀さんを取り囲む。

数人がかりで羽交い締めにされ、光秀さんは膝をついた。




「おやおや、ずいぶんと熱烈な出迎えだな」


「やめてください! どうしてこんなことを……!?」


「光秀殿、信長様への反逆を企てた罪であなたを投獄いたす!」


「…………」


(え……!?)



/ 573ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp