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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第12章 その感情は






光秀さんに連れられて宿屋に着くと、私は真っ先に湯浴みに向かった。

自分の身に起きたことを洗い流して、何もなかったことにしたかったからだ



(光秀さんは何も言わなかったけれど、きっと気づいてる……)


義元さんが身なりをそれなりに整えてくれてはいたけれど、隠しきれない着物の乱れと裸足の私を見れば、光秀さんなら何が起きたか察しただろう



何も言わないでいてくれるのは、光秀さんの優しさだ

私から言いだすまで、光秀さんは問いただしたりしないだろう……

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