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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第11章 嘲る者
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「君もこの反物が気に入ったの?」
「はい。染めが繊細で、鮮やかで……とても綺麗です」
「気が合うね。俺も、そう思っていたところ」
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(義元さんは佐助くんの仲間……。越後にいるはずじゃ?あの大名は上杉武田とつながってる? それとも何か別の事情が……? どうしよう……、光秀さんに話すべきかな……。あれ?)
振り向くと、光秀さんの姿が消えている。
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