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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第8章 謀反





(あれ、迷ったかな……。方角は合ってるはずなんだけど)



行き止まりの道の先は、ひと気のない神社だ。



引き返そうとした時、境内のそばの人影に気づいた。


(あれは……?)


暗がりの中、虚無僧と一緒にいる、見覚えのある着物の人物に、目を凝らす……



(あっ、やっぱり光秀さんだ。誰かと一緒にいる……)


声を掛ける寸前で、光秀さんと一緒にいる深編笠を被った男のくぐもった声が聞こえた



「急な訪問に応じていただき感謝する。やはりあなたは、我が主の見込んだ通りのお人のようだ」


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