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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第7章 虚心坦懐
(ダメだ。光秀さんのペースにはまる、その前に昨日の話の続きをしなくちゃ)
「……あの…結局、あの噂は事実無根ということでいいんですよね?」
「ん……?」
「光秀さんが裏切り者だっていう、あの噂です」
「食い下がるな、お前も」
「疑ってるわけじゃないんです。ただ、光秀さんの口から真実が聞きたくて」
「参ったな……。茜だと思って連れてきたが、お前、変装した秀吉だったか?」
「そんなわけないでしょう」
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