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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第7章 虚心坦懐
だけど……、やっぱり私はあの人のことが知りたいと思ってしまう
結局、私の思いはそこへ戻ってしまうのだ
無限ループの中に迷い込んだみたいに、私の思いはグルグルと同じところを回り続ける。
秀人以外の人のことを考える罪悪感に苛まれながらも
重くなるまぶたの裏側に、微笑む光秀さんの姿がおぼろげに浮かぶ。
だんだんその輪郭はぼやけ、やがて夢に溶けた。
…………
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