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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第5章 出会い




「あんた、誰?」

私の出で立ちに、頭の先からつま先まで見て、怪訝な顔を向ける家康さん

「あ、私…烈と申します!……一応、武田の姫で…あの…」

端正な顔立ちに照れながら、モゴモゴと歯切れ悪く話し出すと

「あぁ、光秀さんが言ってたヤツか…」

ボソッと呟き、ひとり、家康さんは屋敷の方へ去って行ってしまった


徳川…家康……

鳴り出した自分の胸の高鳴りに戸惑いながら、私は去ってゆく後ろ姿をただ見つめた


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