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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第8章 不穏な動き




「帰ってからも、政宗さんと剣の稽古してるんだって?」

「へ?」

その声の主が家康さんだと分かって、思わず変な声をあげる私。
そんな私を無視して、家康さんは話し続けた

「だから、稽古してんの?」

「あ…は、はい。」

「……馬鹿じゃないの?なんで、そんなことしてるの?女のあんたが戦に行くわけでもないのに。」

「…あ、でも…。信玄様にも、自分の身は自分で守るように言われてましたから……」

「ふうん。」

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