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【ヒプマイ】よふかしのうた : R18 : 短編集

第6章 ※お願いだから触れて欲しい 乱数


私が口をモゴモゴさせているのを見てハッとした乱数は、慌ててティッシュを数枚手に取る。


「ご、ごめんね?気持ち良すぎて手加減できなかったや…ほら、ここに出しな」
「……うっ、ん」
「ちょっ…!?何飲んでんの!?」


喉をゆっくりと這う異物感に、決していい気分はしない。でも、せっかく乱数が自分の口の中で果ててくれたのだ。自分に興奮した、というなんらかの証が欲しかった。


「ん…大丈夫、だから。美味しいとか可愛いことは、ちょっと言えないけど」
「当たり前でしょ…美味しくないもん美味しいとか言わないでいいよ」


チュッと優しくキスをされ、ありがとねと笑ってくれる乱数を見るだけですごく幸せな気持ちに包まれる。なんだか満たされちゃったな〜、と満足していると、トンッと軽く肩を押されてそのままソファの上に押し倒された。ぽかんと目を見開くと、ニヤリと怪しく微笑む乱数が舌なめずりをした。ゴリッと太ももにあたる硬いものは、確かにさっき抜いたはずの乱数のモノで。


え、ちょ、なんで…まだそんなにおっきいの…?


「次は僕がのこと、気持ちよくしてあげるね」
「えっ、わ…っ、んむっ…」


漂う色気に思わず顔を赤くしていると、すぐに唇が重ねられぬるりと舌が侵入してきた。柔く唇を噛まれたり、舌を吸いつかれたりと息も絶え絶えになっていると、何やらひんやりとした感触が腹部を掠めた。


それが乱数の手だと理解できる頃には、あっという間にブラまで到達していて。慣れた手つきで背中に手を回すと、パチンと言う音がしてホックが外された。あっ、と声をあげようにも、唇は塞がれていてさらに深く舌が絡み合ってしまう。


「っ、はぁ…ほんと、おっきいねのおっぱい…直に触っても気持ちいい」


最初は優しく揉むだけだったのが、乱数の手のひらが乳首に掠めるたび私の声が漏れているのに気づいた乱数はわざと先の方だけを弄ってくる。もどかしいその刺激に思わず押しつけるように体を動かすと、乱数はクスリと笑った。


「どーしたの?そんなにココ、触って欲しい?」
「……う、ん」
「ふふ、いい子だね〜。じゃあ特別にしゃぶってあげるね」


乱数は体を下にずらし、私の服を上に引っ張ってその乳房を露出させた。ふるんっと現れた乳房の頂点で跳ねる乳首は、食べて欲しそうに大きく尖っていた。
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