第5章 結婚記念日
ピーンポーン
さんとの思い出を
長々思い出しながら
お昼寝中の悠のほっぺたで遊んでた。
するとインターホンが鳴って
誰かしらと出てみれば
「やっほーー!二ノ~」
「貴方っ!え、皆して・・・はぁ?」
立っていたのは相葉さん率いる
私のお仲間さん。
「よ!」
両手にスーパー袋を持つ潤くんが
それを上げた。
翔さんも、私の浮気相手大野さんもいる。
まるで自分の家かのように
靴も揃えず入る四人。
「あれ?悠は?」
「今寝たとこ」
「そっか・・・残念」
「こっちは好都合です。貴方みたいなバカにならなくて」
「またまた~」
幸い悠が寝たのは寝室だったため
起きないですみそうですね。
机に袋をガサガサ置くなり
リビングで寛ぐ皆様。
もう何百回と言えば大袈裟だけど
来ているこの人たちは
それぞれ座る場所を確保してる。