• テキストサイズ

〖鬼滅の刃〗愛してるって伝えたい

第12章 大好きだから大切に〖嘴平伊之助〗⚠R18




私は鬼殺隊ではなく、しのぶさんの蝶屋敷で

アオイちゃんと一緒に働いていた

そんな私には、鬼殺隊員の彼氏がいる


「ひなのちゃん!!また伊之助くんが…」

「え?!」


走って治療する部屋へ向かうと

傷だらけの伊之助くんがそこに居た


「もぉ…いつも言ってるでしょ!!
隊服着てないんだから無理しないでって」

「つっ強かったんだよ」

「じゃあそろそろ服着てよ!!」

「嫌に決まってんだろ!!」

「だったら………心配させないでよ」


段々涙目になる

それに驚きオドオドする伊之助


「傷口消毒するから待ってて」


悲しむ前に治療しなきゃと

消毒の準備をする


「ひなの、俺もっと強くなるから心配すんな」


強い眼差しでこっちを見る伊之助



いつも任務に行く彼を見送るのが辛くて

いつ死んじゃうのか分からなくて

しのぶさんにいろんなお薬を教えてもらった

でも……

彼の事を1度も弱いなんて思ったことないのも事実




ギュッ


「ごめんね、伊之助くん」


ただ自分の心が弱いだけ


「ガッハッハッ
そんな泣きそうな顔すんじゃねぇ
俺はお前を守るからな」


笑う伊之助くん

泣きそうになっていたのが嘘のように

私まで笑顔になる


「伊之助くんには敵わないな」

「なんだよ」

「なんでもない」


ふふっと笑い

傷口の手当をする


「痛てぇ」


他の人が治療をすると

ギャーギャー騒いで逃げ出す

というか治療を受けてくれない


でも付き合う前から私だけは

何故か言うことを聞いてくれた


好きという気持ちを知らない伊之助くんは

初め私が触れるとほわほわして

気分がいいからお前しか治療受けない!!

と叫び回ってたな(笑)


だから伊之助くんの治療は

私が担当している





/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp