第1章 夢から覚めたら江戸じゃない
『…、!!!』 ハァハァハァ
とても不思議な夢を見た。
なんかワカメ頭の男が変なこといってる夢……
ん…………あれ?
なんか天井が私の部屋と違うんだけど?
あれれ…ん?え?ここ誰の家???
いやいやまて
確か天人たちと戦闘中に「やっと目を覚ましたか」
…はい???
鱗「体調はどうだ」
『え、あ、まぁおかげさまで…?』
え、誰のこの人。なんかお面被ってんだけど
天狗?天人?いや人間だよね。うん。え?誰?
鱗「ここは儂の家だ。
お前山道で倒れていてな」
『山道…???』
山道って言った?この人?
さっきまでめちゃくちゃ江戸の町中で戦ってたんですけど?←
『えっと…助けて頂きありがとうございます。
私は真選組 総長 と申します』
鱗「真選組…?何を言ってる…?
真選組はとっくに無くなっているだろう」
『…え、なにを言ってるんですか?
今江戸ですよね?』
真選組が無くなっている…?
どういうこと?
鱗「お前こそ何を言っている今は大正だぞ」
たいしょう…???大将? タイショウ???
『え?』
鱗 「え?」
い…意味がわからない………バタン!!!!
鱗「お、おい!!!大丈夫か?!?!」
近藤さん、トシ、総悟
私なんか転生というものをしたみたいです…
ん……まってじゃあ私1回死んでんの?
おい誰だよ私を負かした奴。出てこいや!!!