第1章 爆豪勝己 はじめての…
〇ゆずきサイド
はぁはぁと乱れた息だけが響く部屋で、かっちゃんはずっと私をだきしめてくれていた。
『かっちゃんの体、、、がっしりしてて、かっこよくて、あったかくて、だいすき、、、』
「るせぇよクソ女、黙っとけ」
『ふふ、そんなこと言いながらもずっと抱きしめてくれるんだ』
「ぶっ飛ばすぞ」
『やだぁ』
ぎゅっとかっちゃんに抱きつく。
ドクドクと早い心音が聞こえてくる。
(かっちゃんも緊張してる、、、)
そう思ったらなんだか愛しくなって、かっちゃんにキスをした。
「ん、ん、やめ、ろ」
『ん、やだ』
「また襲うぞクソ女!」
『襲ってもいいけどクソ女はやだぁ』
「いいんかよ」
『名前で呼んでくれないの?勝己』
「、、、、」
『勝己、、、わたしは勝己のこと、だいすきだよ、、』
「、、るせぇ」
『ふふ』
滅多に名前すら呼んでくれない彼氏だけど、きっとこれからも愛してくれるんだろうな
ぎゅっ
『だーーいすき♡』
そう言ってまたほっぺにキスをした。
爆豪(襲うぞ…)
END