• テキストサイズ

※ドS俺様男子にご用心※

第6章 三角関係 ~陵vs長谷川~


暗い路地を一人トボトボ歩く。

結局、理沙たちがファミレス出たあとも特に何も起きなかった。



…いや、起きたか。


別れる際にクソ川(長谷川)が理沙のでこにキスしやがった。


キスされて顔を真っ赤にして動揺する理沙。
その様子を見て苦笑するクソ川。


周りから見たら、初々しいカップルにしか見えなかった。


俺は殺意が込み上げたがなんとか堪えた。


ったく、理沙は隙がありすぎるんだよ…


俺以外の男に顔赤くしてんじゃねえよ。


それに拓真は…


ただボーとしていた。


アイツ連れてきた意味なかったな。




特に役に立たなかった拓真のために無駄に金使って…


理沙とクソ川のキスシーンを見て…




散々な日だった。



…まあ、理沙が襲われなかったのはよかったけど。



尾行の結果を振り返りながら若干ブルーになる俺だった。


/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp