第5章 友情運UP☆
『えーと…名前は?』
『長谷川颯太(ハセガワ*ソウタ)。一年三組だよん♪』
一年三組なら、芽生と同じクラスか…
『これから友達ってことで!じゃ、メアド教えて』
『うんっ』
__登録中。
『よっしゃ、理沙ちゃんのメアドゲット☆』
ガッツポーズする長谷川くん。
『あの…じゃあ私は教室戻るねっ』
『あ、待って待って』
『ん?』
長谷川くんの顔が近づく。
チュッ
リップ音。
……へ?
今ほっぺにキスした!?
『友達になってくれたお礼』
ガラッ
長谷川くんは保健室を出ていった。
硬直。。。
不意にキス。
顔が火照る。
いや、きっとここの部屋が暑いんだ!!////
自分にそう言い聞かせ、早歩きで教室に向かった。