第11章 もうすぐテストです。
数分で家から出てきた。
『はい、これ。』
『?』
麗華が渡してきたものは、小型の黒い機械のようなものだった。
『…何これ』
『ここ押してみて♪』
言われた通り小さい赤いボタンを押す。
ブブブブブブ…
黒い物体が小刻みに振動する。
『バ、バイブ…?』
『そう、バイブこれで理沙ちゃんをいっぱい気持ちよくしてあげてねっ♪』
な…そうゆうことか!!///
『べ、別にいらねぇよっ!!///』
『返却禁止~♪じゃあねっ☆』
麗華は再び家の中に入っていった。
『たく、なんでこんなもん…』
と、言いつつも俺はそのバイブを握りしめて持ち帰った。