第2章 No.2
その場から動けない俺。
いろんな感情が渦巻き、
自分の思考についていけなかった。
本棚の影から東堂と新開が出てくる。
新開「まぁ、けどなにはともあれ、さやかさんに教えてもらえるなら、上出来じゃないか、靖友。」
東堂「やっぱあの女は強いな!荒北に全くビビらない!けど新開の言う通りだ!
よかったな!荒北!」
「あいつ…今までに嗅いだことのない匂いがした…。」
俺は人の匂いを嗅いだだけで、
どんなやつかすぐにわかる。
ただ、あの女は…。
「本当に…強いけど…本当は弱さを強さで隠してるような…匂いだ…。」
こうして、俺とあの女のタイマン勉強会が始まった。
12月。
入試まで残り、二ヶ月。