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〜宵の中、蜜に酔う〜 《短編集》R18

第4章 誘拐するならあの人も





次に私が目覚めたのは、既に日が暮れて夕闇に包まれた頃。


どうやら、私が意識を失ってからも男達は私を使って欲を晴らしていたようだ。

身体があちこち痛い。


「いったた……」


身体が精子にまみれてぐちょぐちょだ。早くシャワーを浴びて流したい。




「っ、他の人は……」


辺りを見回すと、部屋の外に明かりがついている。

恐らくそこに居るのだろう。


勢い良く扉を開けると、案の定そこにいた男達が驚いてこちらを見る。


「莉亜さ…っじゃなくて、何だ、どうした?」


「帰る。……裕貴は?」


「あぁ…、ガキならここに。」


男が指を指した先には、目隠しをされて眠っている裕貴がいた。
恐らく、睡眠薬か何かを飲ませられたのだろう。


「……てか、服は?どうすんの?破ったよね?お気に入りだったんだけど。どうしてくれんの?」



気持ちよくしてくれたのはありがたいが、それとこれは別だ。


「ひっ…すみません!弁償しますんで!お父様にだけは言わないでください…!」


血相を変えて土下座をする男たち。

「弁償はいいから。…携帯貸して。」


「……はい?…あ、どうぞ。」


携帯を受け取ると、自分の連絡先を登録する。

「はい。」


「…っと、これは…」


「これで連絡するから。その時はまた私と裕貴誘拐して。何でか…分かるよね?これでチャラ。」



乱行。最初は激しすぎて余裕が無かったが、慣れると最高だ。

一度に沢山の刺激が受けられる。


「次までには…、もっとテク、磨いておいてね…?あと、道具とか…」




今度は、コンドーム買っておかないと…。いや、避妊薬かな…?

だって、あの熱いのをもっと中で出して欲しいから…♡




[完]


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