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愛の囁きを。

第2章 Ninomiya.






「せんぱーい、聞いてくださいよー」


「うるさい、二宮くん。」



彼は二宮くん。
1年生の後輩なのだが、

兄の智と友達らしくて


下校時などは兄と帰ってるから
兄が来るまでと私の元へ来る


これがまた鬱陶しいのなんのって。



「大体、先輩なんて思ってないでしょ」


「失礼な、思ってませ....ますよー」



いま、思ってませんって言おうとしたよね
てか言いかけたよね。


だからムカつくの、彼。



余裕ぶって意地悪言ってさ、
いつもからかってくる。



「帰っていいかなあ」


「だーめ、先輩も一緒に帰りましょうよぉ」



あー、ダメダメダメダメダメ


二宮くんといると
イライラして殴りたくなる!






















 
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