第3章 Sakurai.
「ちょっと....、胸、胸が...!!」
と引き剥がすと
今度は松潤に抱きつく愛里
もう離さないぞ!という勢いで。
「うっぜ...」
と言いつつ、顔の赤い松潤
無理やり引き離すと、
続いてニノに抱きつく。
「ニノぉお~!!!!」
「あなた、そういう意識も持って下さいよ
困ります、私はそういうの苦....」
「リーダーっ!!!!」
「....っこの女やっぱ苦手!!」
眠りそうだったリーダーに、
タックル並みの勢いで抱きつく
ぱっちり目を覚ましたリーダーは
「...酔ってねぇ?」
と一言。
思い返せば愛里は
一人でグビグビ3本飲んでいた。
先程も一気飲みで2本
(どんだけ飲むんだよって話。)
「ふぇええええ」
酔うと涙脆く、
おまけに抱きつき魔。
リーダーにだけは、
涙目+上目遣いは効かなかった
というよりイマイチ思考が働いていない。