第3章 Sakurai.
「俺、愛里ちゃん好きで
同じ学校に転校してきたんだよね...///」
独りぼっちな私には。
もう何もないと思ってた。けど。
「私も好きです」
知らなかったことだらけで、
驚くことだらけで、
なきそうなことだらけで、
だけど
やっぱり私に
独りじゃないんだよと
教えてくれる人がいた。
「....抱きしめて、いい?」
「...ふふ、いいよ」
ありがとうを伝えに、
また君の元へ来てもいいかな
その時は、きっと笑顔で迎えてね
独りぼっちじゃない私で、
明日も明後日も来年も再来年も。
もっともっと君と共に。