第5章 はじめてしらない
コトッ
「めしあがれ!」
「·····(今、なんて?)」
「あっ!···どうぞ!」
フョードルさんはフォークを掴み食べ始める。
「··おいしい、です」
「あっ、よかった~!(日本語もちらちらと言える)」
「キミのは?」
「あっ、私はまだお腹減ってませんから。フョードルさんは雨に濡れて風邪を引かれたらいけませんからね!体力はつけないと!、紅茶いれてきますね」
パタパタ
もぐ
(見た感じひとり暮らしなのは確か)
でも来客用にも用意しやすいように何個かカップがあるぐらい···
(まぁパスタの味からしてこの女性は優しいですね)