第5章 はじめてしらない
その人と出会ったのは、雨の降る夜だった
ざあああ・・
(私の家の前で倒れてるんだけど···)
よく見ると所々に泥や··血
ばしゃばしゃ
「大丈夫ですか!?」
倒れてる人を起こすと、
ぱしっ
「ーーーー」
知らない言葉で跳ね除けられた
(外国人··英語分からないけど、倒れてる人を放っておくのは良くない)
「痛いのを我慢するのはいけません!目の前が私の家なので入ってください」
ぐいっ
「ーー!ーー!」
ガチャ
「英語はワカリマセン!」
パタン····
ぱさっ
「すみませんが、汚れた服を洗いますから代わりにこの服を来てください」
「····」
ーーーー···
ぽちっ
(何で倒れていたんだろ、それよりも何か喋って欲しい)