第2章 ねここ
朝日が入る
···パチッ
(···朝、だ)
目を開けると隣に眠る人
(近い!··あっ)
猫耳が消えていた。
そっと手を伸ばしあったであろう頭を撫でる
さら···
(猫耳恋しいな···でも戻って良かったね)
起こさぬように私は離れる。
ーーーーー······
キュキュ···ジャー···
(痛い····しかも噛み跡鏡見てみるか)
湯船を入れながら私は鏡を見る
そこにうつるのはわたし
(····?)
のはず
さわさわ···
昨日まであの人が付けていた。物が私についてる
さわさわ···
(嘘···)
そう
私の頭には
「ええええーーーー!!」