第10章 ぎくしゃく
「今日から新しく入った寮生だ」
「·······」
学校の先生に案内された学生さんは黒髪に、白い肌で赤と深い黒が混ざったような目をしたロシア人であった。
「よろしくお願いします」
私は挨拶をした
その時だろうか
ぱちっ··☆
ふとお互いに目が合った。
ーーーーー····
コンコン
「フョードルくん。朝だよ」
朝ごはんが出来たので起こしに行く
ガチャ
「朝ですよ(この寮は基本的に自由だから気にした事ないが、フョードルくんだけは国が遠いからこの寮にいる)」
「·····起きれません」
「oh......でも学校あるから頑張って起きましょうね」
もぞ
「····嫌です」
「体調悪いですか?額失礼しますね」
ひたっ
「·····(冷たくて、安心する)」
「熱はありませんが、無理なら休んでください。学校には私から連絡しておきますね」