第8章 ほしいです すみこみルート
「いいえ。太宰先生です···あの時はびっくりしました···。さてそろそろ眠りましょ」
んーー···。
「私のお願い」
「あっ!どうぞ。」
「ならば」
ぐいっ
ぎゅむ
「誰かに埋もれるのは何時ぶりか」
「先生··(太宰先生とは違うタイプだ)御無礼失礼します」
なで··なで
「···!(頭撫でられてる)」
「大人になると··昔にされた事を忘れますからね。先生が良ければ私が来た時頭を撫でたり、添い寝しますね」
「···君は優しすぎる」
確かに、何時ぶりだろうか
☆☆
すやすや
「すぅー···」
ぱちっ
(····久しぶりに寝れた)
柔らかいのが顔に当たる
むくり
(太宰くんも、私も)
ヂュッ··つーー···。
離したくないんだな