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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第30章 貴方は私の半分
呟くと、その言葉が今の自分の心情を表してるようにさえ思える
(私はもう未来には帰らないし、別れが来るとしたら…それは死が二人を分かち合うときだ)
「今の私にぴったりな言葉…」
乃々は嬉しそうに鈴に笑ってみせた
「さ、信玄様がお待ちですね。そろそろいきましょうか」
促されるように鈴に手を取られ、信玄が待つ祝言の席へと案内される
廊下を進む乃々の脳裏に浮かぶのは、今まであったたくさんの出来事
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