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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第23章 最後の戦い
「……生きてると、いいですね」
生きていれば、いつか和解できる日が来るかもしれないから
私は顕如がもしかしたらうまく逃げているのでは…という一縷の望みを寄せて答えた
「ああ」
信玄様は、すっと切ない笑みを漏らし私を見つめる。
「とんだ長い夜になったな」
「ええ。……本当に。助けに来てくださって、ありがとうございます」
信玄様が来てくれなかったら、どうなってただろう
「君が無事で、よかった」
ギュッと私を強く抱きしめ、今度は額に口づけを落とされた
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