• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第22章 裏切りと同盟




「献身的な姫君だって噂になっているぞ、自覚ないのか?」

政宗の言葉に目を丸くする

「何、その噂……! そんなつもりないんだけど」

「ならば自覚するが良い。貴様は俺の役に立っている」

これは…信長様なりに褒めてる?

いつも通り傲慢な信長様の言い方に、どこか温かみを感じる。

「俺の隊の奴らも、ずいぶん世話になった。礼を言うぞ」

政宗まで褒めてくれるなんて。
私が出来ることをやってるだけなんだけど、こんなふうに言ってもらえるのは嬉しいな


「成長したのは認めるけど、自分の身の周りには用心してよね。乃々は抜けてるんだから」

信長様と政宗に褒められて、浮き足立っているように見えたのか家康が心配そうに言う


/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp