第25章 夏祭り2(見守り同盟編)
門の所に行くとすでに幸村が来ていた。
「幸村~!ごめんね、待った?」
「おー、遅い!」
「ごめんって!でもまだ集合時間になってないよ?」
「う、うるせぇー」
(なんでだろう?幸村が目をあわせてくれない)
「幸村?どうしたの?」
「なんでもねぇーよ。いいから行くぞ!」
「う、うん!」
ボソッ「なんで、こんなかわいいんだよ」
「なんか言った?幸村」
(なんか聞こえたような…?)
「なんでもねぇー、独り言だ」
「ふ~ん」
「佐助、今のはなんて言ってたんだ?」
信玄が言った。
「えーとですね、なんで、こんなかわいいんだよですって。」
佐助が答えた。
「でも、いいんですか?こんな尾行なんて…。俺の道徳心が今すぐやめるように言ってるんですけど…」
「いいんだ。2人を見守るって決めただろう?」
「…まぁ、いいか」
裏ではこんなことがあった。