第16章 友達との会話
次の日
(今日は城下町に行く日だ~!環杞(たまき)にも会える~!)
弓を買いに行った日に友達になった環杞とは、時々会っていた。
城下町
(相変わらず賑わっているな~、)
環杞や幸村に教えてもらった甲斐が有り、今ではほとんどのところを一人で行けるようになった。
「やっほ~、環杞!」
「こんにちは!弥生!」
「元気だった?」
「もちろん!そっちは?」
「こっちも元気だったよ!」
環杞は戦国時代でも信頼している数少ないうちの一人でもある。
「じゃあ、早速お願いします!」
「はい!」
私は袴に着替えて弦をセットしたりしていた。
「よし、準備完了!」
「ここをこうした方が…」
……
……