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ツンデレ君と人見知りちゃん【イケメン戦国】

第37章 これから、、、


「今、お前が笑った顔がか、可愛いかったんだよ!」
「……」
(可愛いかった…?)
だんだん意味を理解してきたと同時に顔がどんどん熱くなってきた。
「こ、こう?」
私は笑ってみせると
「なんかちげぇんだよな」
と言われたので、
「こ、こう?」
ともう少し口角をあげてみたが
「なんか違う」
と言われてしまった。
「出来ないよ、幸村!」
「まあ、そうだよな」
少し幸村が(´∵`)シュンとした。
少しだけ申し訳なくなってしまった…。
(…あ!そうだ!)
「幸村!私からもお願い事してもいい?」
「おー、なんだ?」
「幸村が可愛いと思った笑顔に私がなれるようにこれからずっと私を笑わせていってね!」
幸村の耳がだんだん赤く染まっていく気がする。
「…おー!当たり前だ!」

「そろそろ夕餉の時間だから行こう!幸村」
「おー、行くか」
そう言ってふたりで手を繋いで部屋を出たら…
「幸、天女良かったな〜」
「完全にラブラブモードだな、ふたりとも」
信玄様と佐助君がいた。


「お前ら、勝手に立ち聞きするなって言っただろ〜!!!」
春日山城には幸村の叱り声が響いた1日でした、、、。
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